枚方なぎさ高等学校「エゴ・サーチ」を観劇して

 枚方なぎさ高校の皆様、本番お疲れ様でした。

 今回の劇を最後まで観劇させて頂いて感じたのは、あっという間の1時間40分だったということです。笑いのテンポがよく、シリアスなシーンがあったと思うと、すかさずギャグがはさまり、長時間疲れることなく見ることができました。それは脚本ももちろんですが、役者の息のあった演技によるものが大きいと思います。

 特に好きだったのが骨なしチキンとエゴ・サーチカンパニーの決めポーズ。キレッキレのコンビネーション、とても素晴らしかったです。

 また、いいなと思ったのはシンプルな装置。場転や回想シーンの多い脚本を、少ない装置でうまく表現していました。特に飛び降りると姿が見えなくなる階段の使われ方がとてもいいなと思いました。

 本日は素晴らしいお芝居を見させていただき、大変にありがとうございました。

                                             (関西創価高等学校 垣内晴美)

大阪信愛女学院高校 「おもちゃ箱革命~2015~」    観劇レポート7月21日(火)

 信愛女学院演劇部の皆様本番お疲れ様でした。

 精華高校3年兵頭拓磨です!

 全体的に声量があり、台詞が聞き取りやすくてストレスを感じないお芝居でした。 動きなども、動くときは動き、止まるときはしっかり止まる、メリハリがありました。立ち振舞いなどが綺麗でした。

 一人一人のキャラクターがはっきりしていて分かりやすかったです。 最初は全然内容が分かりませんでしたが、見ていくにつれてだんだん分かってきてとても面白いお芝居でした。 音響、照明もうまく使われていて感心しました。

 観劇中にわからなくても(理解が進まなくても)、しっかり前を向いて演技をしてくれているので、要所要所のシーンで、役者さんの表情が記憶に残るので、じわじわ効いてきますw。

 ネタバレになりますが、ラストシーンはとても面白い演出でした。

 終演後のカンパの呼びかけの後も劇が続く!

 あの終わり方は緞帳がある劇場では絶対できない、ウイングフィールドならではの演出で、来年パクってやろうと思いました。

 

北摂つばさ高校「DOLL」を観劇して

劇全体として、学年の差など関係なしに、それぞれの演技が素晴らしかったです。役になりきり、動きもきちんと覚えて、堂々と演じている姿に圧倒され、その迫力に鳥肌が立つほどでした。そんな皆さんの作り出す劇に知らず知らずのうちに夢中になり、110分という時間がとても短く感じられました。

また、ストップモーションの完成度や、それぞれの場面によって空気がまるっきり違うものへと変化するところは、しっかり練習を積み重ねてこられた賜物だと思います。

ストーリーとしては、とても難しいテーマを扱いつつも、感動させられるものでした。ある一つのグループに属する女子高生達には過去と今があり、そのそれぞれの苦悩が重なって、「死」という一般的には悲しい結末を迎えます。しかしそこには、明るく楽しいグループのまま一生を終えていく女子高生達の姿がありました。この、一見矛盾するようなストーリーを表現する皆さんの姿に感銘を受けました。

本当に素晴らしい作品でした。

皆様の、今後の更なるご活躍を期待しています。

お疲れ様でした。

千里高等学校演劇部一年、西井春菜、東谷歌音

清風南海高校観劇レポート

清風南海高校観劇レポート

HPF2014開幕初日、シアトリカル應典院で清風南海さんの劇を観させていただきました。タイトルにある「キタヨ」は怪談話なのですが、とても自然に描けており最後までドキドキしぱっなしでした。

最初はファンタジー、と思ったのですが

まさかの人間の仕業!?

そして、最後は結局怪談というファンタジー

この、まさか!?の展開に、まるで一本の映画を観ている感じで

あっという間の時間でした。

また、由紀と森野の友情物語や、それに関する過去の話が物語をより面白く加速させていました。

「ただの怖い話」ではなく人間関係をとても繊細に描いたもので、本当に大切にしなければならない友情や友達と過ごす時間の大切さに気づかされました。ホラーシーンあり、感動シーンありのとても楽しく引き込まれる演劇でした。

清風南海高校さん、お疲れさまでした。この劇を観ることができて本当に良かったです。ありがとうございました。

当番校:大阪産業大学付属高校

HPF 山田高校 「ナツヤスミ語辞典」観劇レポート

7月19日 HPFが始まりました!

ウィングフィールド一発目の公演は

山田高校さんによる 「ナツヤスミ語辞典」でした。 作 成井 豊さん、演出 細川 昴汰 さんですね! 演出さん!ハク様です!ハク様ですよ!ハク様! …申し訳ありません。

まず、前説がとても楽しかったです。

前説で心を掴まれ、BGMでも心を掴まれました。 転換中の役者の動きが静かだし、綺麗だし照明がついた瞬間に役者がばさっ!と変わっていた時は「うお…」と声をもらしました。役者さんたちの声も後ろまでしっかり届いており、「いい声だなー…」と思いながら観劇させて頂きました。1年生も1年生とは思えなくて、「え!?あの役の人は1年生だったの!?」とパンフレットを見て驚かされました。お話の内容は詳しくは語りません!とても感動した事は事実です!最後のシーンはとてもジーンときました…

上演時間は120分でした。

しかし!しかし!

「え?もう終わり!?120分!?え!え!」

という感じで、時間も忘れて観ることができ、すごくすごく満足させてもらいました!

とても勉強になる公演でした!

すてきなお話とすてきな役者様とすてきなスタッフ様とホールのスタッフの皆様に感動を!本日は本当に有難うございました!

山田高校演劇部の皆さんお疲れさまでした!

以上、箕面東高校 増田 ののか でした。

大阪女学院高校 星めぐり~『銀河鉄道の夜』より~を見て

気がつくとジョバンニは不思議な列車の中にいた。友達のカムパネルラもいっしょだ。その列車の中でジョバンニは不思議な人たちと出会う。そしてジョバンニは自分がするべきことを知る。

 

まず劇を見て驚いたのが、照明を使ってホリに十字架を作っていたことです。劇が終わって照明を見させてもらうと、ゼラを十字架型に切り、周りをアルミなどを使って十字架だけをきれいに出していて、その工夫に感動しました。

役者と操作の人たちの一体感が感じられる、すばらしい劇でした。

関西福祉科学大学高校「マサキ君の恋人」の講評 

  大変遅くなって申し訳ありません。  担当:長尾高校

 

「全体的に笑えるところが多く良かったです。スタッフワークでは、音響による時間経過などが違和感がなくかつ、面白かったです。照明はホリに当てていた色が綺麗でしたが、色を変えているだけみたいなところが気になりました。役者は、魔女がキレがあって声も聞き取りやすく良かったです。主人公のタクトのしゃべりかたが、少し切りすぎかな?と思いました。ヘンゼルはもっと迫力があったら一層よくなったんじゃないかと思います。個人的にはブラックのキャラが好きでした。(以上-2年濱口)

 

劇のストーリーはとても面白く、楽しませてもらいました。

装置なしの劇というところもすごいなと思いました。少し気になる事を書かせて貰うと、音響が多彩だったのは良かったのですが、ちょっと多いようにも感じました。音響が多過ぎると、飽きてしまう人もいるので、その点は注意した方がいいのではと思います。後、役者さんは、恥ずかしがらずに全力で弾けて、思いっきり演じた方がいいんじゃないかとも思いました。 (以上-2年大西)

 

 

全体の感想はとても面白かったです。

では、少し気になったことを書いていこうと思います。

まず、とても気になったことは…キャストが立っているときに、足の踏みかえをすることで

 す。覚えている中で3人はいたと思います。

次に気になったことは…滑舌です。特にサ行があまり聞こえなかったな~と思いました。

次に気になったことは…キャスト同士の押し合いが弱かったな~と思いました。特にヘンゼルが、たくま?に突っ掛かって押すとこが弱かったな~と思いました。

覚えている中で気になったことはこのくらいだと思います。

しかし当日の一言感想でも言いましたが、一人一人の個性は、しっかりと出ていたのでとても楽しく見ることができました。それでは、最後に楽しい劇をありがとうございました。お疲れ様でした。 (以上-2年田邉)